欧州特許局(EPO)が欧州植物品種庁(CVPO)と 双方向協力を行うことに合意を達しました

EPO局長(Benoît Battistelli)とCPVO局長(Martin Ekvad)はミュンヘンで行政協議に調印し、植物に関する特許と植物品種権情報の交換を通じて両局の関係を強化することに合意を達しました。両局における協力と透明性を促進するために、両局は互いのデータベースと業務運行方法を共有することに合意を達しました。このほか、両局が行った共同訓練活動(例えば、研修会、研修課程とセミナーなど)を通じて、大量の知識と情報の交換によって、両局は技術と法律に関する認知の向上が期待されます。協議の調印が終わってから、EPO局長はこれらの共同作業によって、両局の関係が強化されると述べています。EPOとCPVOの業務は緊密な関係であり、今回の協議は両局の知識と専門技術を向上させます。CPVO局長は両局の協力による意見・知識交換で、高品質の決定をすることに期待しています。EPOは世界有名な知財学院(IP academy)を有し、「智慧財産権が欧州経済と就職への貢献」に関する研究をすぐに開始し、植物品種権システムがその研究の一部になります。

 

欧州特許局より

https://www.epo.org/news-issues/news/2016/20160211a.html

キーワード:欧州、EPO、CVPO、植物